御前酒 - 菩提酛 にごり・ライト -
今日は、雨空で気温は高くないのですが
湿度が高く、ちょっと動くとムシムシと感じますね。
秋のお彼岸で、今年の猛暑も終わりを迎えるようです。
そして、我が家の夏酒のストックも最後に近づいてきました。
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さて、今回の紹介も残り少ない夏酒
岡山県真庭市にある 辻本店 の
御前酒( ごぜんしゅ )
菩提酛(ぼだいもと)
にごり酒 ライト
菩提酛(ぼだいもと)とは (蔵元HPより)
日本酒の「もろみ」で健全な発酵をさせるためには、多量の「乳酸」によって雑菌の繁殖を防止するとともに、数多くの優良な酵母を働かせなければなりません。その目的を達成するため、「乳酸」と「優良酵母」を大量に含んだ「酒母」をもろみを仕込む前に造ります。
「菩提もと」は別名「水もと」とも呼ばれ、「もと」の仕込み水に乳酸菌を沸かせたものを用います。具体的には、仕込み水に生米と炊いたご飯を入れて酸性にしたものを「そやし水」と呼び、これを「もと」の仕込み水として使用します。
辻本店の「御前酒菩提酛」は、
従来の「菩提もと」の製法をベースに先代杜氏、原田 巧が試行錯誤を繰り返して御前酒の蔵に適した製法として生み出した新しい「菩提もと」。少量の米麹を水に浸け、乳酸菌を繁殖させ「そやし水」を作る。乳酸が大量に生成された頃に一度、加熱殺菌し安全性を高めてから仕込水として使う。
・・・とのことで、より安全に酒造りに生かしているのですね。
今回のお酒は、白麹を使用してスッキリとした酸味を狙うと同時に
甘酒にも用いられる通常の仕込みより水と蒸米をさらに一段多く投入する
「四段仕込み」を採用した低アルコールのにごり酒になっているようです。
にごり具合は、
toto 基準で 「 かすみにごり 」 です。
開栓も、火入れということもあり
ガス成分は残っておらず、安心して開けられますね。
まずは、いつも通り上澄みから・・・
酸味や甘みなど味が主張し過ぎず、
ふんわりと柔らかで、スルっと浸みてきます。
全体を混ぜてみましょう・・・
基本同じですが、ほんの少し複雑みやニガミが増えるようです。
温めてみましょう・・・
おぉ、酸味、甘み、旨味など
いろいろな味わいが開いてきます。
冷やして、スルッと味わって
お燗で、ずるずると楽しむ、イイですねぇ~。。。
使用酒米 : 岡山県産 雄町 100%
精米歩合 : 65%
アルコール分 : 13度(原酒)
酸 度 : 2.1
アミノ酸度 : 1.3
使用酵母 : 協会9号
4GB( 720ml ) 1,500円 税別
1SB(1,800ml) は、ありません。
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