小田原城 - 探索編 -

いざ おだわら・・・　

アフター・コロナの GW連休 も終わり

　　　　　観光地への人出も一段落したと思います。

まだまだ陽気が良く過ごしやすい季節なので

　　　　　小田急に乗って、ちょっと出かけてきました。

この角度から見る 天守閣 もなかなか良いのです

行先は、自宅から1時間県内の 小田原城 にしました。

　　　　　　ここは、年に数度は訪れるリピート回数の多いお気に入りの場所です。

本日は、北入口 から 登城 することにしました。

　　　　　この道は、小田原駅から最短ルートで途中の左手に

　　　　　　　　　　　御用米曲輪（ごようまい くるわ）跡 を見ることができます。

　　　　　　　　　　　※ お城の食料貯蔵施設ですね。

この広さ、どんだけお米を貯蔵していたのでしょうか？！

　　　　　20-30年前は、駐車場として利用していましたよ（笑）

 
本丸脇の常盤門で 鎧兜 や 着物 の着付けサービスがあります　　　　ちびっこ侍、参上！

北入口からの坂を登りきると

　　　　　すぐに 天守閣 がある 本丸 へ到着します。

昔はココで、インド象の「ウメコ」🐘 や

　　　　　雉（キジ）などの🐦鳥 を飼っていましたが

　　　　　　　　　　現在は、日本猿🐵 が数頭だけ飼育されています。

＊＊＊ こども遊園地 ＊＊＊

以前は、市民のテーマパーク的な存在として整備されたようで

　　　　　本丸の裏手には、子供（小学生以下）向けの乗り物 があり

　　　　　　　　　　今も現役で、豆機関車 や 乗り物（30円） で楽しめるようになっています。

コレは・・・50年物？！

　　　　　　ひょっこり・ひょうたん島 の乗り物も・・・

ドン・ガバチョ　（笑）　　　江戸時代や、戦後には・・・

説明の看板によるとこのエリアは

　　　　　江戸時代は 「 屏風岩 」 といわれる本丸の西側を守る

　　　　　　　　　　曲輪（くるわ）や 土塁（どるい） の役割があったようです。

1950年には、「 こども遊園地 」 として整備され

　　　　　メリーゴーランド や 観覧車、飛行塔 もあったようです。

＊＊＊　報徳二宮神社　＊＊＊

こども遊園地から南方面へ坂を下ると

　　　　　立派な 堀跡（ほりあと） を見ることができます。

　　　　　　　　　　※ 小田原城 小峯曲輪 北堀（先日の雨で一部に水が溜まっていました）

戦国時代、北条氏によって構えられた土塁と空堀

その堀跡を抜けると旧・小峯曲輪に

　　　　　報徳二宮（ほうとくにのみや）神社 があります。

地元・小田原出身の 二宮金次郎 さんを祀る神社で

　　　　　学業成就・厄除け・安産祈願 などのご祈祷や絵馬奉納をしているそうです。

　　　　　　　　　　また、現代風に カフェ も併設され、のんびり時間を過ごせるようになっています。

＊＊＊　小田原城の植物　＊＊＊

先ほどの 北堀 から入ると逆回りになりますが

　　　　　神社を抜けると、幅が広い 南堀 には古代種の蓮が植えられ

　　　　　　　　　　また、堀の脇には 御感（ごかん）の藤 という由緒ある藤も植えられています。

御感の藤 は散っていました。　　古代蓮 は７月ごろに咲き始めるでしょう。

蓮のある堀を渡り、まっすぐ進むと

　　　　　朱橋のかかる本丸の堀跡には、花菖蒲（ハナショウブ）が並べられています。

季節的には、これからですが

　　　　　ボランティアの方々がお世話をしていました。

また、ココは本丸側の斜面に

　　　　　紫陽花（アジサイ）が数多く植えられているので

　　　　　　　　　　もうすぐ見頃を迎え、七変化の花々を楽しめますね。

＊＊＊　門構えの復元　＊＊＊

一時は、テーマパークのようになっていましたが

　　　　　現在は、徐々に城郭を復元する活動が続いています。

天守閣は、鉄筋コンクリートのままですが 💦

　　　　　現在、小田原城は 三つの門 が当時の建築様式で復元されています。

一つ目が、本丸の正面玄関にあたる

　　　　　常盤木門（ときわぎもん） で、1971年に復元され

　　　　　　　　　　内部はイベントスペースなどにも活用されています。

二番目が、木製の住𠮷橋を渡り二の丸への入る

　　　　　銅門（あかがねもん）で、1997年に復元され

　　　　　　　　　　門板には、名前のもとになった 銅板 が貼られています。

 
完成当時は、銅板がピカピカでした

そして、今一番新しいのが

　　　　　2009年（最新って14年前かよ！）に完成した

　　　　　　　　　　馬出門（うまだしもん）になります。

この 馬出門 の完成により

　　　　　江戸時代の 小田原城・本丸 への登城ルートにある

　　　　　　　　　　三つの門構え がすべて完成したことになります。

三つの中で一番簡易に見える 馬出門 の

　　　　　総工費は、当時で 5億円 だったそうです。

もし 天守閣 を江戸時代のように建て替えるとなると

　　　　　とんでもないお金がかかることになりそうですね・・・ (^▽^;)

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明日は - 吞兵衛・食いしん坊編 - です （笑）

のんで、くう・・・

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