酒母から - シュボンヌ -
酒母とは・・・
日本酒を造る 大きな桶(タンク)で仕込む前、発酵のもととなる 酛(もと)を造る段階です。
小さな桶(タンク)に麹米と蒸した米、水、酵母(生酛系は自然落下を待つ)を混ぜ入れ発酵させます。
2~4週間ほどかけて十分な発酵能力を付けた 酒母(酛)は、その後三段仕込を経てお酒になります。
**********
さて今回紹介するのは、そんな酒母から絞ったお酒
新潟県糸魚川市にある 猪又酒造 の
月不見の池 酒母搾り
shubonne
- シュボンヌ - にごり
蔵元のHP によると
日本酒の製造工程で欠かすことが出来ない「酒母」をそのまま搾ったお酒です。
shubonneのテーマは「かわいくて美味しいお酒」です。
りんごジュース、ぶどうジュース、梅酒、カルピスの様な甘さに乳酸のすっぱさが加わったあまずっぱいお酒です。
日本酒の中では比較的低いアルコール11%、甘さもしつこくないので中々飲みやすいお酒になっていると思います。
そのまま冷やして飲むのも美味しいですが、氷を浮かべたり、ソーダを入れてもおいしくお楽しみ頂けます!
このお酒を通してただ飲んで消費されるだけではなく、「かわいい」「楽しい」空気を世界観をつくりたい。日本酒をもっとカジュアルに。そんな思いも込められています。
*売上金の一部を動物保護の活動に寄付を致します。ご理解の程、宜しくお願い致します。
とのことです。
toto は、酒母だけのお酒 は初体験です。
蔵元では、サビ猫ロック という
- 猫と音楽と日本酒を愛する全ての人々に捧げるオルタナティヴな -
日本酒シリーズも造っているようです。
ガス圧は抑えめで、にごり量のわりと簡単にオープンできました。
にごり具合は、toto 基準で 「 しっかり にごり 」 です。
まず、上澄みから・・・
ハッキリとした強めの酸味で甘みも感じます。
よくまぜて・・・
酸味も甘みもシッカリとしていますね。
※ この酸味、toto 好みですよぉ~!
温めてみましょう・・・
基本的の味わいは同じですが
やわらかく旨味が広がります。
使用酒米 : 越淡麗・たかね錦
精米歩合 : 60%
アルコール分 : 11度
日本酒怒 : -66
酸 度 : 6.2
4GB( 720ml ) 1,840円 税別
1SB(1,800ml) は、ありません。
※ 味わいの傾向は、三芳菊・残骸シリーズ や 五橋・ねね のようでした。
みんなが書いた、楽しい「酒ブログ(叫ぶログ?)」をのぞいて見よう
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コメント
♬♬
もしかしてだけど~
もしかしてだけど~
それってオイラを誘ってるじゃないの
これ歌ってるのは どぶろっく
そういうこどだね
投稿: へーすけ | 2023年5月10日 (水) 13時21分
へーすけさん
その通りですね。
あとは、軽くつぶつぶを濾せば出来上がり~(笑)
でも、蔵元は酒母の造りにこだわっているようですね。
投稿: toto | 2023年5月10日 (水) 14時08分