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2021年11月10日 (水)

- GOKYO - ネロー

 

Kk1003  あったらし~ぃ ♪  

 

あの 五橋 から 新シリーズ

     「 GOKYO 」登場!

IMG_20211025_153015.jpg

左から・・・

  •  ネロー  : 純米原酒・そやし水造り
  •  メイグマ : 特別純米酒
  •  フィスィ  : 純米原酒・無添加造り

 

それぞれ、ギリシャ文字で表現された

  酒造りの違いを飲み比べてみたいと思います。

 

**********

 

メイグマ と スィフィ の次・・・

  山口県岩国市にある 酒井酒造

GOKYO ( 五橋 )

νερό 純米原酒そやし水造り

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スィフィと同じく、協会酵母ではなく

  そやし水 を使った 酒母を仕込みに使っているようです。

 

そやし水 とは・・・

そやし水とは、乳酸発酵によってできる酸性の仕込み水のことです。
酸性の水を使うことで酵母が活発に働きやすい環境になります。
菩提酛では、このそやし水を酒母造りの段階で使用します。
菩提酛 は、室町時代 に確立した酒造りのルーツとされています。

きんかく ぎんかく

 

ちなみに、このお酒・・・

  そやし水造り ということで、

    菩提酛造り とは書いていないことから

      そやし水 を使った 菩提酛 に準じた造り

        になっている、ということでしょうか???

 

今度、仲間杜氏にお会いしたら

  ぜひ、尋ねてみたいと思います。。。

IMG_20211103_181554.jpg

 

さて、味わいは・・・

  フィスィとはまたちょっと異なるしっかりとした酸味と

    ふんわりとした優しい旨味と甘みといった印象です。。。

 

温めてみると・・・

  やはり、ふんわりとした旨味が

    クセになりそうな味わいですね。。。

 

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原料酒米 : 掛米:日本晴、麹米:山田錦

精米歩合 : 掛米:70% 、麹米:60%

日本酒度 : -3

酸   度 : 2.5

1SB(1,800ml) は、ありません。

4GB( 720ml ) 1,420円 税別

 

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**********

 

さて、3回にわたり

  五橋の新シリーズ 「 GOKYO 」 を

    造りの違いを想像しつつ飲み比べてみました。

IMG_20211025_153110.jpg

 

最後にちょっとずつ残った

  3種のお酒を全部混ぜて(メイグマして)

 

お燗をしたら・・・ 

    美味しかったぁ~!

IMG_20211025_153622_1.jpg

  よい、大人はマネをしないように・・・(笑)

 

 

*** おまけ ***

 

菩提酛(ぼだいもと)とは・・・

ぼだいもと

菩提酛は、室町時代中期に奈良市の郊外にある菩提山・正暦寺で開発された、日本酒造りの原型といわれる酒母の作り方です。

まず使用する9割程度の生米を水に浸しておき、その中に残り1割程度の炊いた米を埋める。

すると、炊いた米から溶け出る成分により、乳酸菌が増殖しやすくすなる ➡『そやし水』

この『そやし水』を仕込み水として使うことにより、強酸性の環境下で雑菌の繁殖を抑えることができる。

雑菌の増殖は抑えることができるが、酸に強い天然の酵母菌は選択的に取り込むことができる。

強い酵母は、低温の醪でも発酵の後期までその力を維持でき、死滅することが少なく雑味が出にくい。

 

 

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