- GOKYO - ネロー
あの 五橋 から 新シリーズ
「 GOKYO 」 が登場!
左から・・・
- ネロー : 純米原酒・そやし水造り
- メイグマ : 特別純米酒
- フィスィ : 純米原酒・無添加造り
それぞれ、ギリシャ文字で表現された
酒造りの違いを飲み比べてみたいと思います。
**********
メイグマ と スィフィ の次・・・
山口県岩国市にある 酒井酒造 の
GOKYO ( 五橋 )
νερό 純米原酒そやし水造り
スィフィと同じく、協会酵母ではなく
そやし水 を使った 酒母を仕込みに使っているようです。
そやし水 とは・・・
そやし水とは、乳酸発酵によってできる酸性の仕込み水のことです。
酸性の水を使うことで酵母が活発に働きやすい環境になります。
菩提酛では、このそやし水を酒母造りの段階で使用します。
菩提酛 は、室町時代 に確立した酒造りのルーツとされています。
ちなみに、このお酒・・・
そやし水造り ということで、
菩提酛造り とは書いていないことから
そやし水 を使った 菩提酛 に準じた造り
になっている、ということでしょうか???
今度、仲間杜氏にお会いしたら
ぜひ、尋ねてみたいと思います。。。
さて、味わいは・・・
フィスィとはまたちょっと異なるしっかりとした酸味と
ふんわりとした優しい旨味と甘みといった印象です。。。
温めてみると・・・
やはり、ふんわりとした旨味が
クセになりそうな味わいですね。。。
原料酒米 : 掛米:日本晴、麹米:山田錦
精米歩合 : 掛米:70% 、麹米:60%
日本酒度 : -3
酸 度 : 2.5
1SB(1,800ml) は、ありません。
4GB( 720ml ) 1,420円 税別
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さて、3回にわたり
五橋の新シリーズ 「 GOKYO 」 を
造りの違いを想像しつつ飲み比べてみました。
最後にちょっとずつ残った
3種のお酒を全部混ぜて(メイグマして)
お燗をしたら・・・
美味しかったぁ~!
よい、大人はマネをしないように・・・(笑)
*** おまけ ***
菩提酛(ぼだいもと)とは・・・
菩提酛は、室町時代中期に奈良市の郊外にある菩提山・正暦寺で開発された、日本酒造りの原型といわれる酒母の作り方です。
まず使用する9割程度の生米を水に浸しておき、その中に残り1割程度の炊いた米を埋める。
すると、炊いた米から溶け出る成分により、乳酸菌が増殖しやすくすなる ➡『そやし水』
この『そやし水』を仕込み水として使うことにより、強酸性の環境下で雑菌の繁殖を抑えることができる。
雑菌の増殖は抑えることができるが、酸に強い天然の酵母菌は選択的に取り込むことができる。
強い酵母は、低温の醪でも発酵の後期までその力を維持でき、死滅することが少なく雑味が出にくい。
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