普通酒なの? 酒一筋・番外
日本酒ラベルの 原材料 の欄を見ると・・・
米、米こうじ だけなのが 純米酒系
( 精米歩合によって 純米酒 →純米吟醸酒 →純米大吟醸 )
米、米こうじ のほかに 醸造用アルコール も
入っているのが 吟醸酒系 です。
( 精米歩合によって 本醸造酒 →吟醸酒 →大吟醸 )
さらに 醸造糖類、酸味料 など
他にも書かれていることがありますが
こうなると、純米 や 吟醸 の名称は
記載することができません。。。
つまり、普通酒・・・
という分類になるわけです。
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普通酒 というと
安酒、いろんな混ぜ物が入っていて
悪酔いするぅ~・・・。。。
って、イメージですよね。
普通酒 をなんとなく高級に見せかける
抜け道として 米だけの酒 とか 吟造り なんて
紛らわしい名前をラベルに書いていたりするメーカーもあったりします 💦
れっきとした 詐欺 とは言いませんがネ・・・💦
まあ、こちらのほうが好みという方も
いらっしゃるのでそれはそれで問題はないのですが・・・
消費者を誤魔化すのはやめていただきたいデス!
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また、ラベルに書かなくても
OKな 添加物 もあったりします。
https://sakestreet.com/ja/media/learn-additives-used-in-sake
コチラは、長くなりそうなので
またの機会に書かせていただこうと思います 💦
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さて、このように
特定名称 とは
純米酒 とか 大吟醸 などの
お国が、認めている名称なのですね(笑)
しかし、実は
普通酒 といっても千差万別!
米と米こうじ だけでも、
お米が 等外米 を使うと 純米酒 とは名のれません。。。
つまり、普通酒 になってしまうのです!
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/hyoji/seishu/gaiyo/02.htm
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さて、今回の紹介は
そんな 等外米 で造った 純米仕様 のお酒・・・
岡山県赤磐市にある 守谷酒造の
酒一筋(さけひとすじ)
裏ラベル・バージョン 生酒
ラベルの 「 裏 」 の意味は、
自社田で作った赤磐雄町(等外)を使用して
純米酒と同じ仕込みで醸した「酒一筋・番外」
つまり、特別な 番外 の位置付けです!
さらに、精米歩合も
75% と 低精米 で醸しています。
そんなスペックの
味わいやいかに・・・
口に含むと、
やや重めのしっかりとした旨味ながら
バランスよくまとめられている印象です。
温めてみると、
酸味が少し主張してきて
重めだった旨味が軽やかに感じられる・・・
開栓後に、月日をかけて
味わいの変化を見るのも面白そうなお酒です。
toto は、1週間持たずになくなりましたが・・・💦
精米歩合 : 75%
アルコール分 : 16.5%
日本酒度 : +3.0~+4.0
酸 度 : 1.8
使用米 : 岡山県産 赤磐雄町 100%
1SB(1,800ml) 1,850円 税別
4GB( 720ml ) 925円 税別
※ 激安デス!
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