ゲンロク
元禄といっても お寿司 ではありません v(^▽^*)
本日の一本は、東京の地酒「澤乃井・元禄(げんろく)」です。
蔵元は、小澤酒造株式会社 http://www.sawanoi-sake.com/ で青梅市にあります。
澤乃井(さわのい)の由来は、蔵のある地名が昔「沢井村」と呼ばれていたことから命名したそうです。
元禄15年(1703年)ごろにはすでに創業していて酒造りを営んでいたという記録が残されていて 300年以上の歴史がある老舗蔵です。
元禄15年というと 忠臣蔵 で知られる赤穂浪士による吉良邸への討ち入りの年になるんですね ( ^ー゜)b
今回紹介するこのお酒は、蔵元が創業当時の元禄時代の古文書を頼りに当時の造りを再現して醸したそうです。
このお酒の存在を知ったのは、2007年の澤乃井・利き酒会です コチラ→ https://totosake.way-nifty.com/blog/2007/10/2007_b5b3.html
そのときの精米歩合は90%と言うことでしたが、その旨味に驚いたものです u_(゜▽゜;)コレハ・・・
今回 ゲットした元禄は、それを遡ることさらに2年、2004年8月瓶詰めということは15BYですね。 某・酒販店さんのマル秘ストックを別けていただきました。
お米の種類は不明(非公開?)ですが、この15BYの精米歩合は麹・掛ともに 88%! ほとんど食べるご飯と同じ精米歩合です。
最近は低精米のお酒がいくつか出ていますが、88%は飛び切り低いのではないでしょうか w(°o°)w
アルコール度15-16%、日本酒度 -10、酸度2.3-2.5になります。
いつもとは違って、ひや(常温)からのスタートです。
上立ち香は、ほのかに綿菓子のような、黒糖のような、まろやかな甘い香りがあります。癒される香りですね (´∇`*)ホンワァ
さすがに7年の月日で雰囲気は若干、古酒っぽい味わいも混じりますが、その旨味がさらに熟成しているように感じられます d(^ー゜) グッ! 酒屋さんの保存状態が良いのですね!
コレが元禄の味、お米の酒の味なんですね♪
日本酒度 -10 ですが、あくまでもスペック上で決して甘いお酒でなく、旨味がたっぷりです。
お燗して徐々に温めてゆきます。 旨い、旨味がさらにグレードアップ!u(=´∇`=)
ラインナップは720mlのみで、お値段は 1,260円です(お値段も当時のまま1,200円+税 感謝)。ちなみに現在はチョットだけ値上がりして 1,313円(税込み)になります。 toto 的にはかなりのお買い得です。
キャップの沢ガニのマークは、旧バージョン。 清流の流れにハサミを躍らせています。
超低精米でこの旨味、このバランス、さすが300年の底力!
そして、さすがです田中杜氏 v(^▽^*)旨かった~!
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