ひやおろし第1弾
九月九日は五節句の一つ重陽(ちょうよう)の日で、旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれ、平安時代から菊花酒(菊の酒)を飲む風習があったそうです。そして、日本酒の世界では秋あがりのお酒、ひやおろしを出荷し始める日になっています。
toto 今年は出遅れて、やっとひやおろしのご紹介の第1弾になります ヽ(^◇^ ;)
本日の一本は、福島の地酒 あぶくま・純米吟醸・ひやおろし です。
蔵元は、有限会社 玄葉本店(げんばほんてん)で田村市船引町にあります。ホームページはないようです。
郡山駅からJR東日本の磐越東線で船引駅で下車し徒歩数分ほどのところにあります。
創業は1823年(文政六年)で地元に根付いた酒造りを続けてきたそうで、銘柄は「あぶくま」のほかに「奥州鶴」があるようです。
蔵元八代目の玄葉祐次郎氏は杜氏も兼任し、氏を含めた4人の蔵人で約250石と規模は小さいながらも妥協を許さないこだわりの酒造りを続けています。 近年、全国でも注目されている蔵のひとつになっています。 仕込タンクは精密な温度管理のできる600キロの小さな仕込で丹念に醸しているそうです。
お米は、掛米に山田錦を50%精米で、掛米に地元産の五百万石を55%精米で使用しています。アルコール度は16-17%、日本酒度+1、酸度1.6です。
上立ち香は、ふわっと甘い香りに麹とすっきりとした酸も感じられます。 口に含むと、ふんわりとした旨味がひろがり柔らかな酸がすっと締める感じです。 含み香にはブドウ系の香りも感じられます。 全体的にバランスが良く、優しい印象です。
お燗にして温めても、基本は変わらず優しい味が広がります。
お値段は、4GB(720ml)が1,444円、1SB(1,800ml)が2,888円です。
田村市内にある鍾乳洞「あぶくま洞」では、今週末(9月26-27日)に秋祭りが開催されるようです。
シルバーウィークも終り、酒造り前の蔵見学と併せてのお出かけいかがでしょうか?
あの人気キャラ「さかなクン」のトークショーもあるようです o(^▽^*)/キャァー
http://www.city.tamura.lg.jp/download/6975/abukumadouakimaturi.pdf
http://www.city.tamura.lg.jp/ta_kanko/kankou/ta_shinaizeniki/ta_kan_abukumadouakimaturi.jsp
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コメント
毎度です!
「打倒!14代!」こんなコンセプトで酒を醸してる蔵だと聞いたことがありますね。
あぶくま、大阪では飲ませてくれる店も売ってる店も少ないですが、私は好きなポン酒のひとつです。
投稿: 酒恋倭人 | 2009年9月25日 (金) 08時51分
酒恋倭人さん
「打倒!14代!」ですか!すごいですね!!
目標は高く!しかし、目標は通過点の一つと考えて
頑張って欲しいものです e(^。^)9ファイト!
投稿: toto | 2009年9月25日 (金) 23時34分