福井の地酒(雲乃井)
.特集 : 福井の地酒 其の伍
本日の一本は、「雲乃井 (くものい) 」 純米吟醸・袋しぼり・生原酒です。
蔵元は、吉田金右衛門商店 で、福井市にあります。ホームページは無いようです。
福井市の西北に10Kmほどの日本海に近い小高い丘陵地「川西地区(九頭竜川西側)」に位置し、かつては「鶉村(うずらむら)」と呼ばれ「隣の棗村(なつめむら)」は今は幻となった棗(なつめ)杜氏のふるさとになるそうです。
近くには景勝地の東尋坊や日本最古の天守閣を持つ丸岡城(城内には、龍神が住み、敵の来襲に対して霞(かすみ)をかけて城を守ったと伝えられている「雲乃井」という深井戸がある)などの史跡も数多くあります。
交通のアクセスは「福井駅」からバスで35分。福井空港からは、車で15分程度です。 蔵見学は事前に連絡の上、応相談で季節や人数によってはお断りになる場合もあるようです d ( ̄ ・ ̄) モットモダー
蔵の創業は明治四年で、酒銘の 「雲乃井」 は古謡に由来し「天と地の態を現し、空気と水は万物生育の根元であり、悠久の天の美禄である」ことを意味し、自然の恵みに感謝の心を込めて名付けられたそうです d(゜O゜)
蔵元は「酒造りは原料の吟味から始まる」と米にこだわり、市内清水地区の五百万石と、地元川西地区の美田で育つ山田錦を中心に使用しています。
そして2001年からは、製造する酒の全てを純米酒とする純米蔵として、より自然な酒造りと安心・安全・本物志向で日本酒の楽しさを追求し、越前カニ Y(^¬^)Y などの海の幸と山の幸が豊富な土地で料理に合わせて広く愛されるお酒を造っています。
この純米吟醸、お米は上記のように地元川西地区の山田錦を55%精米で使用しています。アルコール度は18-19%、日本酒度+4、酸度1.6です。
上立ち香はほとんど感じられません、口に含むと柔らかなバランスのよい味が広がります(なぜか特に舌の両側)。そして、飲み込んだ瞬間にワァっと華やかさ、香りと旨味がが炸裂します u(∂Q∂)w ドカン!・・・ 原酒らしい力強さというよりは華やかさが特徴的ですね。 おいしいです。
お燗をして温めていただくと、全ての味が濃くなります。 酸が少し出て、旨味も増し、チョット甘いかな。
お燗もおいしいですが、やはり、低めの温度帯でゆっくりと味わうことをお薦めします ч(^▽^*)
お値段は、4BG(720ml)で納得の1,680円です。
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コメント
袋しぼり生原酒!
純米酒好きの私としては、純米大吟醸単品の味わいよりも、純米吟醸酒を丁寧に美味しく醸す蔵元様大好きです。(*^_^*)
美味しそう!!
投稿: TAKA | 2008年11月24日 (月) 14時58分
TAKAさん
大吟醸の香りと繊細さもうっとりしますが
やっぱり日本酒は米の旨味と味がいいですね~
投稿: toto | 2008年11月24日 (月) 17時50分