兵庫の地酒(龍力) 神力・ひやおろし
本日の一本は、兵庫の地酒「龍力(たつりき)」特別純米・生酒・神力ひやおろしです。
蔵元は、本田商店で姫路市にあります。
「米の酒は米の味という」考えでお米にこだわり続けています。
「神力」とは・・・
明治10年ごろより戦前まで西日本で広く栽培されていたお米です。 神力翁・丸尾重次郎氏(写真:御津町中島出身)が、ある年、田んぼにきれいな粒で穂の重い稲が生長しているのを発見し、そのわずか3本の穂を「籾種(もみだね)」にし、苦心して改良しながら種を増やしたそうです。
当初は「キリョウヨシ」や「ホドヨシ」などといわれていたそうですが、他の品種と比べ抜群に優れていたことから「神から賜った米・神力」と言われ、全国それも特に西日本に広まったそうです。
そして明治の末ごろにはお米の作付け面積の五分の一にまで普及し、酒造好適 米としても大変珍重されていたそうです。いろいろな酒造好適米のご先祖様として名前が出てきます。
しかし、その後時代とともに品種改良などのより、他の種類の米に取って代わられ忘れ去られていったそうですが、兵庫県揖保郡御津町中島の御津北営農組合と蔵元が協力して「神力米」発祥の地で甦らせています。
お米は、この「神力」を65%精米で使っています。アルコール度は原酒で18.0-19.0%、日本酒度+3、酸度1.8です。
上がり香はふわぁ〜っと、爽やかな酸と蜜のような完熟したフルーツのような甘い香りがあります。口に含むとトロォ〜っと密度が濃く甘みと酸味のバランスがよく、含み香もふんわりと甘い香りが鼻に抜けてゆきそして、す〜っと切れてゆきます。 濃厚ですが原酒という重さやアルコール度数ほどの強さは感じません。
お燗にすると、酸と甘みがやや多くなりますが基本的はあまり変わらず、これはこれで美味しくいただけます。
お値段は、4GB(四合瓶・720ml)で1.575円 とお買い得です。
この「神力」じつは、春に絞られてから一度も火入れをしない、いわゆる生生(生貯蔵・生出荷)で通年販売されている同じお酒なんですが、秋なので特別に「ひやおろし」のネーミング(ラベル)が付けられています(龍祐氏談)。でも、それって低温(氷温)生貯蔵の贅沢なお酒なんですよね〜 v(^▽^*)
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