栃木の地酒(鳳凰美田)
本日の一本は、栃木の地酒「鳳凰美田(ほうおうびでん)」純米吟醸・無濾過生酒・千本錦です。
蔵元は、小林酒造株式会社で小山市にあります。ホームページはないようです。
創業は明治5年と130年の歴史を持ち、戦時中は政府による酒造り強制廃止のため休業したそうですが、その後(昭和29年)酒造を再開したそうです。
酒銘は、この地域が昔からおいしい米の産地として、美田(みた)や豊田と呼ばれていたことと、創業当初からの酒銘「鳳凰金賞(ほうおうきんしょう)」の鳳凰を取って、「鳳凰美田(ほうおうびでん)」としたそうです d(゜O゜)
ラベルには、「しずく絞り純米吟醸・仕込み五號 斗瓶三番」の記載があります。
「鳳凰美田」の中でも生産数量が少なく、春(生酒)・秋(火入)年2回限定の「広島産 千本錦」の春バージョンですね (ダンナ・・・もう秋でっせ!)。
鑑評会出品酒と遜色ない「しずく絞り」・「斗瓶取り」・「斗瓶直詰」等の技法により造られたお酒です(おぉ!贅沢なつくりでんな~)。
お米は「山田錦」と「中生新千本」を父母に広島で選抜育成された酒米「千本錦」を50%精米で使っています。アルコール度は16.0-17.0%、日本酒度+4、酸度1.5です。
上がり香はブドウのように爽やかなほんのり甘い香りがあります。口に含むとまずすぅッと酸味がさしてから旨味と余韻にかけて甘みがわぁッと広がります。含み香はやはりブドウ系マスカットも加わったような甘めの香りがします。
お燗にすると、旨味も増しますが、酸が前面に出てくるので、合わせるツマミにもよりますがtoto 的にはやはり冷やしていただくほうがお薦めです。
お値段は、1SB(一升瓶・1,800ml)で 3,500円 です。
このお酒、ラベルも高級そうな厚手の和紙を使っていて、いい感じです。
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コメント
おばんです
先日、近所の酒屋さんで鳳凰美田純米吟醸若水を試させてもらったところでした。結構しっかりした主張のあるお酒だなあという印象が残っております。
この無濾過も美味しそうですねえ。今度見つけたら試してみたいと思います。
投稿: 菖蒲庵 | 2008年10月12日 (日) 22時01分
菖蒲庵さま どもっ!
私も、鳳凰美田は何種類か試させていただきましたが、お米の種類によってかなり味わいが変わるような印象ですね~ ヽ(▽⌒)タノシミー
投稿: toto | 2008年10月12日 (日) 23時23分