山口の地酒(八千代)
本日の一本は、山口の地酒「八千代(やちよ)」純米酒・桜のしずく です。
蔵元は、八千代酒造 合名会社 http://homepage3.nifty.com/yachiyo-syuzou/ で萩市(旧・阿武郡むつみ村)にあります。
平成17年3月に旧・阿武郡の川上村・田万川町・むつみ村・須佐町・旭村・福栄村は萩市と合併したそうです ( ^ー゜)b
蔵の創業は明治二十年で、現在も酒米の栽培を手掛け、全ての酒を槽(ふね)で搾る昔ながらの手造りのお酒を醸し出しています d(>_・ ) グッ
「桜しずく」は、春の花見にもってこいなネーミングですね。実は、このお酒 3月に山口県のアンテナショップ「おいでませ山口館」であった「山口やらわらぎ会」の試飲・販売会で購入していたのですが、飲む機会を逸して真夏に咲く「桜」になってしまいました。 (⌒・⌒)ゞ イヤァ
このお酒は、山口県で開発された桜酵母を使っていることから、「桜しずく」という銘が付けられています。
山口県酒造組合では、何とか個性のある清酒ができないものか・‥桜、国花、日本、日本酒=清酒、桜というキーワードが新製品開発に組み込めないかと、平成11年初春に桜の花から酵母を分離することを思いついたそうです。
もし、桜の花に酵母がいるのであれば面白いテーマになるということで、山口県産業技術センターと宇部高等工業専門学校そして老舗の酒井酒造との三者の共同研究が進められてそうです。そして、宇部市内阿知須町の桜の花から、酒造に適した酵母「サッカロマイセス・セレビッシェ」を分離し山口県独自の酒造酵母「やまぐち・桜酵母」と命名したそうです。
お米は地元山口県産の「山田錦」を60%精米で使っています。アルコール度は18.6%、日本酒度+-0、酸度1.6で酵母は山口桜酵母を使用しています。
上がり香はほのかに甘い香りと米の香り、口に含むと弱めの甘みと米の旨味がじわっと広がり、少し遅れて酸味がきて余韻をかもしだします。含み香も少なめです。
酸がはっきりして、主張が強くないので、食中酒としてよろしいと思います。
あらら、無くなっちゃいました、何せ今回は300mlビンですので・・・ (´▽`;)ゝ 試飲・販売会では好評で720mlは早々と完売していました (>_<)ザンネン
300mlビンのお値段は、450円 です。 ちなみに4GB(四合瓶720ml)は1,200円、1SB(一升瓶1,800ml)は2,200円です。
桜酵母を使った山口のお酒として、今回紹介した『 桜のしずく 』のほかに
- 『 花ならつぼみ 』 酒井酒造(株) (岩国市)
- 『 さくら・さくら 』 岩崎酒造(株) (萩市)
- 『 楊貴妃伝説 桜純米 』 大津酒類醸造(有) (長門市)
- 『 黒まいん 湧泡 』 (有)堀江酒場 (岩国市)
- 『 花かほり 』 (株)山縣本店 (徳山市)
- 『 花音 』 (株)永山本家酒造場 (宇部市)
- 『 花咲じじい(焼酎) 』 永山酒造(名) (山陽小野田市)
などがあるようです。
来年の花見には、桜酵母を使った山口のお酒を是非召し上がれ ヽ(▽⌒)
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コメント
桜酵母・着眼点が素晴らしいですねぇ~。
桜は日本の象徴!日本酒も日本の象徴!
国内・外問わず話題性が非常にありますね。
コストパフォーマンスも抜群!来年の花見酒決定!
投稿: TAKA | 2008年8月12日 (火) 22時57分
TAKAさま いつもコメントありがとうございます。
桜はつねに日本人に愛され続けていますが、
日本酒も多くの方々に飲まれ続けるように
その良さを、アピールしてゆきたいですネ!
投稿: toto | 2008年8月13日 (水) 22時21分