青森の地酒(田酒):百四拾・生
本日の一本は、青森の地酒「田酒」純米大吟醸・百四拾・生です。
蔵元は、西田酒造店 http://www.densyu.co.jp/ で青森市にあります。
ふたつの「へぇ~」
第一の「へぇ~」:この百四拾というのは、お米の種類です。
「山田錦」と青森県の代表好適米「華吹雪」を両親にして生れ、2002年に青森県推奨の酒造好適米「青系酒140号」という名称で認定されたそうです。
今では「華想い」という素敵な名前が付けられています d(゜O゜)
蔵元ではいち早くこの酒米での仕込みを始め、2002年の発売当初から「百四拾」のネーミングを継承しています。
第二の「へぇ~」:今回紹介するこのお酒、田酒ではめずらし生酒なんです。
数年前から180mlサイズの「特別純米生原酒 コチラ→ 」はあったのですが、720mlでは初めての試みだそうです。
「百四拾」の中でも生酒はごく少量で、既にすべて出荷済みで蔵元にも残っていないそうです(5月12日に「2008吟醸酒祭」で教えてもらいました)。
心して味わわねば・・・ (^◇^ ;)
お米は、百四拾(華想い)を40%まで磨いて使っています。アルコール度は16-17%、日本酒度+1、酸度:1.3です。
ん~・・・何の香りでしょうか?フルーツ系ですね・・・少し甘い香り、甘酸っぱいわけではなく、熟れた感じでもなく・・・
へんな表現ですが、蜜の入らない系の「りんご」の皮やおしりのような香りです。
口に含むと、まず酸がきて旨味・甘味がじわーっと広がり、そして決して嫌味ではない苦味がきます。
含み香は弱いのですが、心地よい甘い香りが残ります。そして、口の中にも含んだ時の印象がしばらくの間残ります。余韻が長いんです。
そして、お燗・・・ 口に含むと冷したときとは逆に、まず甘味・旨味がフワァッときて、酸は後からついてくる感じです。燗冷ましでもおいしい♪~
なんか、今までにあまり類を見ない特徴的な感覚のお酒です。
気合を入れすぎて利いたからでしょうか? ヽ(^▽^)ゞ
720mlのお値段は、2,500円です。
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