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2008年3月27日 (木)

蔵元探訪 「磯自慢」

蔵元探訪の一回目は、静岡の「磯自慢酒造株式会社」です。

 磯自慢のある焼津市には、遠洋漁業でマグロなどを水上げする焼津港と、近海ものを水揚げする小川港があり、海の幸に恵まれた漁師町です。

 蔵元は、ちょうど両港の間「鰯ヶ島」という町の一角にあります (^▽^)b Photo_2

このあたりは、鰹節や角煮の製造元が軒を連ねる磯の香りがただよう、のどか〜な町です。

Photo_3  蔵元に、立ち寄ったのは2月中ごろで、蔵の玄関で声をかけさせていただくと、中から来ていただいた奥様にお話をうかがうことが出来ました♪

「今年は、まだ酒造りの真っ最中で、新酒の絞りはまだなんですよ」ということです。

予想はしていたのですが、チョット残念2_2

ここでは、一部のお酒の販売もしているのですが、今は昨年末に絞った生原酒だけとのことでした。Photo_4

 磯自慢の蔵は、建物全体が「冷蔵式」になっていて、1階に大型タンクと搾り機、2階に釜場と麹室と小仕込みタンク、3階には杜氏と蔵人の個室を設置されているそうです。2

磯自慢は、長年蓄積した独自の麹つくりと自家培養酵母を使い、1400石ほどの少量生産で、販売は「売っていただく店主のかたと顔の見えるおつき合いをしたい」と地元の志太地区と県内外の30店弱の特約店に限定されています。

35  蔵元の玄関の中には磯自慢が醸しているお酒の瓶(通称・エメラルド、ブルーなど)が飾られてありました。そして・・・ありました〜 ビンテージボトルの「箱」 o(^▽^)o

磯自慢のフラッグシップ「中取り純米大吟醸35」は、兵庫県秋津地区の特A山田錦を35%にまで磨いて特別に醸した超限定で1,000本前後しか発売されないそうです。

その年の出来によって価格(13,000円前後)が変動したり、納得がいかな年は出荷されないという徹底ぶりです。

この「箱」のデザインは一緒ですが、毎年色の組合わせが変わります。

ラベルには和紙の王といわれる出雲雁皮紙を使用し、1本ずつボトルナンバーが打たれています。

ん〜飲んでみたい ч(¬^*)

  焼津土産に、鰯ヶ島で「イカの白造り」なるものを購入しました(写真右)Photo_5

これは、イカを麹米と塩だけで漬けた甘口の塩辛のようなもので、じつに美味しかったです 「左は塩辛で〜す」 ч(´〜`) 

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