蔵元探訪 「磯自慢」
磯自慢のある焼津市には、遠洋漁業でマグロなどを水上げする焼津港と、近海ものを水揚げする小川港があり、海の幸に恵まれた漁師町です。
蔵元は、ちょうど両港の間「鰯ヶ島」という町の一角にあります (^▽^)b
このあたりは、鰹節や角煮の製造元が軒を連ねる磯の香りがただよう、のどか〜な町です。
蔵元に、立ち寄ったのは2月中ごろで、蔵の玄関で声をかけさせていただくと、中から来ていただいた奥様にお話をうかがうことが出来ました♪
「今年は、まだ酒造りの真っ最中で、新酒の絞りはまだなんですよ」ということです。
ここでは、一部のお酒の販売もしているのですが、今は昨年末に絞った生原酒だけとのことでした。
磯自慢の蔵は、建物全体が「冷蔵式」になっていて、1階に大型タンクと搾り機、2階に釜場と麹室と小仕込みタンク、3階には杜氏と蔵人の個室を設置されているそうです。
磯自慢は、長年蓄積した独自の麹つくりと自家培養酵母を使い、1400石ほどの少量生産で、販売は「売っていただく店主のかたと顔の見えるおつき合いをしたい」と地元の志太地区と県内外の30店弱の特約店に限定されています。
蔵元の玄関の中には磯自慢が醸しているお酒の瓶(通称・エメラルド、ブルーなど)が飾られてありました。そして・・・ありました〜 ビンテージボトルの「箱」 o(^▽^)o
磯自慢のフラッグシップ「中取り純米大吟醸35」は、兵庫県秋津地区の特A山田錦を35%にまで磨いて特別に醸した超限定で1,000本前後しか発売されないそうです。
その年の出来によって価格(13,000円前後)が変動したり、納得がいかな年は出荷されないという徹底ぶりです。
この「箱」のデザインは一緒ですが、毎年色の組合わせが変わります。
ラベルには和紙の王といわれる出雲雁皮紙を使用し、1本ずつボトルナンバーが打たれています。
ん〜飲んでみたい ч(¬^*)
焼津土産に、鰯ヶ島で「イカの白造り」なるものを購入しました(写真右)。
これは、イカを麹米と塩だけで漬けた甘口の塩辛のようなもので、じつに美味しかったです 「左は塩辛で〜す」 ч(´〜`)
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