福井の地酒(常山)
.特集 : 福井の地酒 其の四
本日の一本は、「常山 (じょうざん)」純米吟醸・無濾過生です。
蔵元は、常山(とこやま)酒造合資会社 http://www.jozan.co.jp/ で、福井市にあります。
JR福井駅より徒歩10分というアクセスの良さで、蔵見学も事前に予約いただければ可だそうですヨ~ o(^▽^)o
常山酒造は、文化元年(1804)に「常祝」という銘の酒で酒造業を始め、現在7代目になるそうです。現在、地元では「羽二重正宗(ハブタエマサムネ)」という銘で親しまれているそうです。
そして、「飲む人と酒を通じて対話する」をモットーに、吟醸と名の付く酒はすべて総米600~700kgで仕込み、杜氏の目の行き届いた酒造りが自慢の蔵です d(゜O゜)
「常山」の銘は、口に含むだけの利き酒で評価されるよりも飲んで旨い、料理との相性がよく酔ってからでももう一度口にしたくなるお酒を目指し、これを理解してじっくりと育ててもらえる酒販店だけと手を組んで誕生した新ブランドなのだそうです。
この純米吟醸にのラベルには 「今までは蔵から出ることがありませんでした 絞ったお酒に余計な手を加えず 一番美味しいところをたっぷり残しました 爽やかさを封じ込めるために 火入れをせず生・生でお届けしています」 と書かれています。
お米は、麹米に50%精米、掛米に55%精米の山田錦を使用しています。アルコール度は16-17%、日本酒度:+5.0、酸度:1.5です。
上立ち香は、ほとんど感じられません。口に含むと、爽やかな酸味と控えめな甘み、そして旨味が広がり、スッときれます。含み香はリンゴのように爽やかな甘めの香りがします。
お燗にすると、基本は変わらないのですが、全体の味の濃度が濃くなったように感じ、含み香にヨーグルトっぽさが加わります。 おいしいです u(^▽^*)
お値段は、4GB(四合瓶)1,628円です。
常山酒造の「蝶」マーク、おしゃれです ヾ(^▽^ )
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コメント
吟醸酒を600~700K仕込みで全て醸すのは、非常に大変な事であり品質重視のこだわりがとても嬉しい限りです。(*^_^*)
少々価格が高くても、消費者が価値を理解し受け入れるられる世の中になら、『もっと正当な価格に値上げして欲しいなぁ~』と考えてしまいます。
投稿: TAKA | 2008年11月24日 (月) 15時05分
そうですね、TAKAさん
ワインの新酒が3,000円?
なんてことを考えると・・・
日本酒好きの日本人でよかった~
投稿: toto | 2008年11月24日 (月) 17時37分