秋田の地酒(竿灯)
「秋田の酒」 プチ特集 第 1 弾!!
本日の一本は、秋田の地酒「竿灯(かんとう)」純米吟醸・ゆきの美人です。
「美人」と名前が付くだけで惑わされてしまいます (⌒T⌒)ゞ デレデレ
肩ラベルには「19BY一号仕込」と記されています。今年一番目の造りなのでしょう。
蔵元は、秋田醸造株式会社 http://www.osake.or.jp/kuramoto/m31.html で秋田市にあります。
酒銘は地元のお祭 「竿燈まつり」http://www.kantou.gr.jp/index.htmにちなんでつけられたそうです。
秋田の「竿燈まつり」は、青森の「ねぶた祭り」、山形の「花笠まつり」、仙台の「七夕まつり」と並んで東北四大祭りの一つで、全国から多くの観光客が集まるそうです w(°o°)w
毎年、8月4日~7日に開催される「竿燈まつり」は国の重要無形民俗文化財に指定されているそうで、竿の提灯すべてに火が灯され、夜空にゆれる姿を稲穂に見立てて、豊作を祈願したのが、始まりと言われているそうです。米俵をイメージした重さ50kgもの提灯が付いた竿の元を手から肩や腰に乗せてバランスをとり、妙技を競ったりするそうです d(^◇^ ;)
ほかの多くの「神輿祭」と同様、基本は町内単位で参加するそうですが、一味違った個人プレーでも盛り上がるようです ( ^ー゜)b
さて、秋田醸造では社長自ら杜氏として秋田の地場産にこだわった造りを進めているそうです。また、秋田市郊外から汲んできている超軟水を仕込み水として使っているそうで、この仕込水と酵母のコントロールの仕方により、おだやかな飲みやすい酒ができたそうです。
酒造りも機械化に頼らず、伝統的な製法で手間とコストがかかる、手作業によって行っているそうです。和釜での蒸米をして、甑(こしき)を使い、麹も手のかかる蓋麹で造っているそうです。
この「ゆきの美人」は、搾りも無圧で行い酒質を損なわずないように無濾過で瓶詰めしているそうです。
お米は、麹米に「吟の精」を50%精米で、掛米に「秋田酒こまち」を55%精米で使っています。アルコール度は16~17%、日本酒度-2、酸度1.7、アミノ酸度0.7で酵母は協会1401号(金沢酵母系)を使用しているそうです。
上がり香は、わずかに甘めの香りがします。口に含むと、旨味がじわぁ~っと広がり後から酸味が追いかけてきます。含み香も少なめで穏やかなやさしい香りです。
食中酒としてお奨めします。お値段は、720mlで1,400円 です。
このお酒は、先月の日本酒フェアで購入しました。小林忠彦社長お世話になりました (´▽`)ノ" ウメガッタヨォ~ へば。
↓↓↓ みんなが書いた、楽しい「酒ブログ(叫ぶログ?)」をのぞいて見よう ランキングに参加していますので、ポチ ・ポチッとお願いします。
| 固定リンク
「地酒、今日の一本」カテゴリの記事
- SWEET & SOUR(2014.11.20)
- 残草蓬莱(2014.11.06)
- 和歌山の地酒(紀土)(2008.11.10)
- 滋賀の地酒(浪の音)(2011.01.20)
- うぐいす・スパークリング(2011.08.19)
「秋田」カテゴリの記事
- 夏のにごり酒 partー10 「白瀑 (しらたき)」(2018.08.24)
- 夏のにごり酒 partー6 「 ゆきの美人 」(2018.08.01)
- 爽やかに 梅雨の終わりの 天蛙(2015.07.20)
- 夏酒・白瀑 2種(2012.08.16)
- イベント~(2012.02.26)
コメント
totoさん
お世話になります。
吟の精、秋田酒こまちのコンビネーション!
美味そうですね。秋田県産酒米・新旧コラボみたいな・・・。吟の精は結構磨きがないと掛米としては、やや癖がある傾向かと思っていましたので・・・。個人的には問題解決です。
どちらが好適米として、同じ等級の場合は高いのか?興味あります・・・。
やっぱり掛米の秋田酒こまちの方が、安いのかな?(気にしないでください・・・笑)
投稿: TAKA | 2008年7月15日 (火) 22時05分
TAKAさま こんばんは
最近は、各地で地場産のお米を使った造りが多くなっていますね。
今も少なからず山田錦をはじめとする、限られたお米で醸したお酒が高く評価されているのも事実だと思います。
でもこれからは、本当の日本の酒(地酒)文化のためにも、地元の農家・研究者が丹精込めて作った「米」やその土地の「水」、「風土」をうまく利用し(助けられ)て蔵元さん達が試行錯誤をくりかえして進化させて造るお酒を応援してゆきたいと思います。
またそれとは対極的に、あくまでも美味しさを追求するためにコストと手間、原材料を惜しまずに醸す蔵元さんの努力にも敬服します。
百花繚乱、いろんな美味しいお酒にめぐり合える、いい時代を過ごせているんだな~ なんて思っています。
投稿: toto | 2008年7月15日 (火) 23時44分