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2008年5月 2日 (金)

山形の地酒(くどき上手)

本日の一本は、山形の地酒「くどき上手」純米大吟醸・亀仙人です。

Photo_4   蔵元は、亀の井酒造株式会社で鶴岡市にあります。

亀の井酒造は羽黒町の出羽三山入口に位置する年間1500石程の小さな蔵元です。

創業は明治8年ですが、戦争中の米不足で昭和18年に一時廃業し、昭和30年に再興したそうです。しかし、13年間のブランクは余りにも長く、かつての販売ルートは失われて苦しい経営が続いき、他の酒蔵に売る「桶売り」専門の時代があったそうです。

しかし、東京農大醸造科を卒業して、当時あの小川酵母(協会10号)の生みの親の小川知可良氏の水戸・明利酒類販売で酒造りの修行をされた5代目の今井俊治社長が、55年に自ら杜氏として独自の吟醸酒づくりを始め「くどき上手」が誕生したそうです。1785

昭和59年から販売された「くどき上手」は、首都圏に向けて展開し、浮世絵を用いた奇抜なラベルデザインと、落ち着きがあり貴賓を感じさせる香りそして軽快な余韻を楽しめる日本酒として全国的に大人気の銘酒になっています。

「くどき上手」の由来は、社長婦人の康子さんが戦国時代を生き抜いた武将からヒントを得たもので「何人も問わず武力でなく誠心誠意「説き伏せ」心を解く、心を溶かすように魅了する」、ご主人も同様に仲間から信頼され、説得力のある「くどき上手」を感じて命名されたそうです d(゜O゜)

  蔵には貯酒・貯蔵用に200坪以上の冷蔵設備が整えられ、鮮度管理と品質アップに努力しているそうです w(°o°)w

 このお酒「亀仙人」は、山田錦や出羽燦々、酒未来など個性豊かな種々の酒米を駆使する「くどき上手」が復活米「亀の尾」で造った初めての酒です。

トレードマークの浮世絵美人は描かれていません。仙人が住んでいそうな山水画っぽい山並の絵です (^◇^ ;)

 亀の尾米を100%使用して45%まで磨いています。アルコール度は17-18%、日本酒度+1.0、酸度:1.3で酵母は「小川とKA」を使っています。そして、変速二段仕込みで微妙な味わいを表現しているそうです。

 上り香は、蜜のような甘い香りがします。しっかりした味わいで甘味、酸味のバランスがよく、含み香も上品な甘みが感じられ美味しいです。

開封直後は硬めの印象ですが、日がたつほど徐々に香り・味ともに乗ってくるようです。

お燗にすると、味の基本は変わらないのですが香りが強くなるようで、冷やしていただく方が本来の魅力を楽しめるようです。

 1,800mlのお値段は、4,200円です。

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