神奈川の地酒(昇龍蓬莱)
本日の一本は、神奈川の地酒「昇龍蓬莱(しょうりゅうほうらい)」純米・阿波山田70・槽場直詰・無濾過生原酒です。
蔵元は、大矢孝酒造株式会社で愛甲郡愛川町にあります。
創業は文政13年(1830年)で、現在の当主大矢俊介氏で8代目蔵元(大矢家の20代目)になるそうです。
その歴史は、蔵の入口にある樹齢400年といわれる欅(ケヤキ)の大木を見ればわかります w(°o°)wスゴイ
酒名の蓬莱は、蔵近くにある天台山(てんでんやま)の姿が中国の伝説に出てくる蓬莱山に似ていることから名づけられたそうです。
蓬莱山は、中国の東方にあるといわれている仙人が平和に暮らす島にある山で、「蓬莱」は「不死の薬」の代名詞にもなっているそうです。
「昇龍蓬莱」はここ数年で、そのしっかりとした造りと酒質が評判となり銘酒として急速に全国区に名前が出てきたのですが、石高は400石に満たないのでなかなか手に入りにくいお酒になってくると思います。でも、応援しちゃいます (^O^)ノ~ フレーフレー!
お米は、徳島県(阿波)産「山田錦」を70%まで精米しています。
アルコール度は19-20%と高く、日本酒度+11.0、酸度:2.3とこれまた高いです。
上り香は、爽やかな果物のような甘酸っぱい香りがします。口に含み広げると、微細な炭酸が心地よい刺激を与えてくれます。微発泡性なんです。
以前に蔵元で直接お譲りいただいた「槽場直詰」と同じ、納得です。
このお酒のスペックから考えると超辛のお酒を想像してしまいますが、実にフレッシュな味わいで酸味、甘味のバランスがよく、するするとお酒が進んでしまいます。
しかし、お燗にするとスペック本来の酸が顔をのぞかせます。
やはり、このお酒は冷やした状態で、今まで蔵元でしか味わうことにできなかった、この時期の「槽場直詰・無濾過生原酒」そのものの味わい楽しむことができる稀有なお酒です。
720mlのお値段は、1,575円です。見かけたら「即ゲット」をお薦めします。
お米違いで「玉栄」(以前、蔵元でお譲りいただいた)と「雄町」もラインナップされています。どれも美味しい〜 ч(´〜`)
ここにもコダワリが : このお酒、紫外線を遮る透明袋に入っています。
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コメント
始めまして。
初コメントですが、いつも参考にさせていただいております。自分はまだ日本酒に目覚めて2年くらいの若輩者です。こちらのお酒の基礎知識などで学ばせてもらってます。おいしいお酒の紹介など、今後も参考にさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いします。
投稿: つよし | 2008年5月13日 (火) 07時28分
つよし様 こんばんは~
totoのブログに立ち寄っていただけるだけでもうれしいのに、参考にしていただいている何て・・・ありがとうございます。
でも、まだまだ紹介できていないおいしいお酒がた~くさんあります。
みんなで広げよう日本酒の輪!
おいしい日本のお酒を探してゆきましょう (^0^ )/
投稿: toto | 2008年5月13日 (火) 22時34分