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2008年3月 7日 (金)

にごり酒(月の桂)

にごり酒シリーズ第6弾

Photo 本日のにごり酒は、京都の地酒「月の桂」大極上中汲 純米にごり酒です。

 蔵元は、株式会社増田徳兵衛商店 http://www.tsukinokatsura.co.jp/ で、京都市伏見区にあります。伏見の酒です。

 伏見の酒造りは古く、弥生時代から行われてきたそうで、安土・桃山時代に太閤秀吉の伏見城築城とともに城下町として大きく栄え酒造りの伝統が花開いたということです。

江戸時代になり、お城は取り壊されたそうですが、秀吉が築いた水路は水陸交通の要衝となり、さらに発展し酒どころの基盤がつくられていきました。

しかし慶応四年(1868年)に起きた旧幕府軍VS新政府軍の「鳥羽伏見の戦い」では伏見の町そして酒造業にも壊滅的被害がおよんだそうです。

 さて、増田徳兵衛商店も創業は延宝三年(1675年)で、330年以上の歴史を重ねる老舗、名門蔵です。

「大極上中汲にごり酒」は、今から40年以上前(1964年)から売り出された「にごり酒の元祖」で、厳冬期のみに仕込まれたもろみの発酵途中のものを、一回だけ濾してそのままを瓶詰めにした生酒です。

「天乳」と書いて「にごり酒」と読み、谷崎潤一郎や永井荷風をはじめ多くの文化人がめでた「季節の酒」です。

 酒銘の「月の桂」とは、中国の古い伝説のからつけられた名前です。「月中に桂あり、高さ五百丈常に人ありてこれを切る・・・」 月には高さ五百丈(約1,650メートル)の桂の木が生えていて、いくら切ってもすぐに元にもどるそうです。ある罪人に月中の桂を切り倒すことが課せられ、その男は果てしなく切り続けている という咄で、今なお切り続けるこの男は「月読男」とも「桂男」とも呼ばれるそうです。

 使用しているお米は、麹米・掛米ともに福井県産の五百万石を55%まで磨いて使用しています。アルコール度は17%、日本酒度:+3.0~+5.0、酸度:1.7です。Photo_2

しかし、ボトルの裏ラベルには ★味わい:辛口 としか記されていません。味で勝負です。

 にごりの量はびん底から4センチほどです。開栓は、今までの経験上もあり台所で挑戦しましたが、予想以上に手強く10分以上かけても、にごりの部分から盛んに炭酸ガスが噴出してきます。30分ほど冷蔵庫で落ち着かせてから再挑戦!やっとオープンできました (^▽^)ゞ 

 さてお酒の印象ですが、上り香りは少なめですが爽やかな香りで、炭酸がふつふつとしています。

口に含むと先ず酸がきます。刺激的ではなく、爽やかな酸味です。ジュワ・シュワーっと炭酸がはじけます。そしてさらっと喉もとに消えてゆきます。

含み香は、リンゴや乳酸菌飲料のような爽やかな香りがします。

このお酒、ラベルにも書かれているように、確かに辛口です。ほかのにごり酒とは一線を画しています。

 掟破りのお燗をしたのですが・・・酸が強くなりあまりオススメはできません (-*-)

やはり、蔵元もお薦めのように、よく冷やしていただくのがよろしいようデス。また、氷を浮かべてロックやクラッシュアイスに注ぐやり方もアリのようです ч(´~`)

爽やかな飲み口で、和食に限らず中華や洋食とも合いますね。食中酒としてよろしいかと思います

 720mlのお値段は、1,638円です。 本醸造は時々見かけるのですが純米はなかなか見かけず、totoは1,830円で衝動買い チョットザンネン (^◇^ ;)

 月の桂の中でも最も贅沢な「純米吟醸にごり酒」は、伏見の農家と特別に契約、無農薬有機栽培された京都産・酒造好敵米「祝」を使って醸されていて、ニューヨークの4星レストランでも提供されているそうです。ココにも国際派の「にごり酒」がありました。味わってみたいものです。

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